精神科病院の看護師はうつになりやすいって本当?

精神科病院というと、憂鬱そうな顔をした患者さんばっかりで、働いている看護師までうつになっちゃいそう…!なんて感じてしまう人も少なくないのではないでしょうか。

精神科病院のイメージは、暗いものや鬱屈としたものを思い浮かべる人が多いため、そのような感じ方をしてしまうのも仕方ないかもしれません。

でも、私が現場で働いてみた感想は、少し違うんです。実際にうつになる看護師は多いのかや、他の診療科との比較など、現場での経験を元にお話しします。

精神科病院の看護師にうつは多いのか

精神科病院の看護師にうつは多いのか、という疑問についてまずは考えてみましょう。

私が現場で感じたことは、精神科だからといって、特別にうつが多いというわけではないということです。

休職している人や退職する人はそれなりにいましたが、うつが原因で、という話はあまり聞きませんでした。

たまたま私が耳にしなかっただけかもしれませんし、表面上は別の理由だったのかもしれません。

しかし、そういった点も含めて、他の診療科とあまり違いを感じませんでした。

むしろ勤務条件で見ると、残業や日々の業務負担は一般診療科に比べて少ない分、精神科病院の心身の負担は少ないのではないかと思いました。

精神科病院の看護師は、うつに特別なりやすいわけではない、というのが、私が現場を経験した感想です。

患者の症状がうつってしまうということはある?

精神科病院の看護師がうつになりやすいのは、日頃からうつの患者などを相手にしているからではないか、という意見もあるでしょう。

これに関しては、働く本人の性格や傾向による、としか言えないのではないかと思います。

うつ状態にある患者に対して感情移入をし過ぎてしまったり、ストレスへの対処がうまくできないと、うつになりやすくなるでしょう。

精神科の特性が合わないという人もいるでしょう。

そのような人にとっては、精神科病院で働くことは大きなストレスになり、うつを引き起こしてしまう可能性もあります。

しかし、そういった点は、精神科以外の一般診療科でも同じことが言えるでしょう。

職場の雰囲気が合わなかったり、患者とうまくコミュニケーションが取れなかったりすれば、大きなストレスを抱えることになるのは、どこの職場でも同様です。

精神科病院の看護師がうつになるのは患者のせいではなく、たまたま性格が合わなかったり、ストレスへの対処が追いつかないためであると考えたほうが良いでしょう。

精神科病院で看護師がうつにならないためには?

精神科病院で看護師がうつにならないようにするためには、どうしたらいいのでしょうか。

当たり前のことではありますが、オンとオフのメリハリをつけることが、まず大事ではないかと思います。

精神科病院にはうつ病や統合失調症などで入院する患者さんが多く、ときには希死念慮や自殺願望がある人の対応をしなければならないことが少なくありません。

そこで触れた感情や思ったことなどを仕事が終わった後も持ち続けていたら、自分の気持ちも沈んでしまいます。

終業後は気持ちを切り替えること、そしてプロとして仕事で関わっていることを忘れないようにすることが大切です。

そしてもう1つ大事なのは、感じたことをまわりのスタッフと共有することです。

精神科病院で働いていると、患者さんから理不尽な態度や行動を取られることがあります。

病気なので仕方ない面もありますが、それでも嫌な気持ちになってしまうことは多々あります。

その気持ちを1人で抱えないことが大切なのです。

まわりのスタッフにその気持ちを共有することで、いくらか気持ちを和らげることができます。

他の人たちも同じような経験をたくさんしていますから、話せば理解してくれるでしょう。

精神科病院の看護師がうつにならないためには、普段からストレスをにうまく軽減するよう心がけることが必要なのです。

まとめ

いかがでしたか?

精神科病院の看護師とうつについて、理解していただけたでしょうか。

精神科病院はうつになりそう、と思われがちですが、そこまで他の職場とリスクは大きく違わないのではないかと思います。

精神科病院の看護師とうつについて気になっている方は、看護師転職サイトに相談してみてもいいかもしれません。

実際に精神科病院で働いている人たちがどのように感じているのか、具体的な話を聞くことができますよ。

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