認知行動療法って何?精神科病院の看護師はどう関わるの?

近年、メンタルヘルスへの関心が高まると同時に注目されつつあるのが、認知行動療法です。

これは、実際に精神科病院でも行われることがあります。

では、精神科病院の看護師は、認知行動療法にどのように関わるのでしょうか。

実際に精神科病院で勤務した経験から、認知行動療法と、看護師の関わり方についてお話ししてみたいと思います。

認知行動療法って、どういうもの?

精神科病院の看護師が認知行動療法にどのように関わるのかをお話しする前に、まずは認知行動療法がどのようなものかについて、お話ししてみたいと思います。

認知行動療法とは、精神療法の中のひとつになります。

認知とは、物事の捉え方や考え方のこと。その認知の偏りやクセを修正していくのが、認知行動療法です。うつ病や、不安障害(パニック障害など)に有効とされています。

認知に偏りやクセがあると、ストレスに対応しにくくなったりしてしまいます。そういった状況を改善するための方法のひとつとして、認知行動療法があるのです。

精神科病院の看護師は、認知行動療法について、知っておくべき知識のひとつであると言っても良いでしょう。

看護師向けにセミナーなども行われていますので、そういったものに参加してみてもいいかもしれませんね。

精神科病院の看護師は、認知行動療法にどう関わるの?

精神科病院の看護師と認知行動療法について、次は具体的にどう関わるのかについてお話ししてみたいと思います。

病棟で認知行動療法を行う形は、それぞれの病院によってさまざまです。

日々の関わりの中で意識する場合もありますし、患者さん数名で行う集団認知行動療法としてプログラムを組んでいることもあります。

認知行動療法での過程は、不安になったり、落ち込んだりした状況を振り返り、他にどういう対処や受け取り方があったのかなど、ゆっくりと振り返るもの。

集団で行うときには、それらの過程を発表したり、メンバー同士で意見を出し合ったりもします。

看護師は、それらの過程の中で、それぞれのペースで振り返りができるよう患者さんの様子を観察しながら、ときにアドバイスをするなどして関わっていきます。

精神科病院の看護師にとって、認知行動療法は患者さんと深いコミュニケーションをとる機会であるとも言えるでしょう。

認知行動療法を行うとき、注意すべきことはある?

精神科病院の看護師が認知行動療法を行うとき、注意しなければならないことはあるのでしょうか。

認知行動療法を行うときに注意すべきことのひとつは、患者さんとの関係についてです。

認知行動療法を行う過程で、患者さんは不安だったことや嫌だったことなど、マイナスの感情と向き合っていきます。

その中で、そばにいる看護師と信頼関係が築けていないと、患者さんは振り返りを行うことに抵抗を感じてしまいます。

精神科病院の看護師が、認知行動療法を効果的に行うためには、患者さんと良好な関係を普段から築いておくことが重要と言えるでしょう。

また、その他に注意すべきこととしては、認知行動療法を行うのに適した疾患であるかということが挙げられます。

同じ精神疾患でも、認知行動療法の適用となるものと、そうでないものがありますので、その辺りは知識として知っておくことが大切です。

まとめ

いかがでしたか?

精神科病院の看護師が、認知行動療法にどのように関わっているか、少しイメージができたでしょうか。

必要に応じて、そのような関わりを取り入れていくことで、状態が良くなるきっかけになることもあります。

精神科に勤めるならば、ぜひ知っておいてほしいと思います。

精神科病院の看護師と、認知行動療法の活用について気になった方は、看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょうか。

実際に働く看護師が、現場でどのように実践しているのかなど、具体的な話を聞くことができますよ。

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