精神科病院に勤務する看護師の離職率は高い?その原因は?

看護師の離職率は比較的高いと言われています。

では、精神科病院単体で見たとき、看護師の離職率は高いのでしょうか?

また、その原因はどこにあるのでしょうか。

実際に働いて感じたことと、精神科病院という診療科の特性を踏まえながら、お話ししてみたいと思います。

精神科病院の看護師の離職率は?

日本における看護師の離職率は、日本看護協会が発表した「2015 年 病院看護実態調査」によると、常勤看護師が10.8%、新卒看護師が7.5%となっています。

過去5年間の調査では、若干の変動はあるものの、この数字はほぼ横ばいです。

精神科病院の看護師の離職率はというと、統計による数字がないので具体的にはわからないのですが、実際に現場にいた感覚では、他の診療科とあまり変わらないように感じます。

定期的に人員の入れ替わりはありますし、常に人手不足である状況は、他の診療科と同様です。

精神科病院の看護師の離職率は、他と比べて大きな違いはないと考えておいて良いでしょう。

精神科病院の看護師は、勤務年数が両極端

精神科病院での看護師の離職率は、上で述べたように平均すると他の診療科と大きく変わりはないと思われます。

しかし、10年単位で長く勤める人がいたり、入職後1年以内ですぐやめてしまう人がいたりと、勤務年数の差が大きいです。

長く勤める人が多い理由の一つに、精神科病院は看護助手や准看護師の資格取得を支援しているのが少なくないということが挙げられるでしょう。

高校卒業後に看護助手として入職して、働きながら准看護師や看護師の資格を取得し、そのまま同じ病院で働き続けるという人が珍しくありません。

また、特殊な技術を必要としなかったり、残業が少なくほぼ定時で上がれる、などといった点も、長く勤める理由になっています。

逆に、入職後早々にやめてしまう理由としては、精神科病院は他の診療科と雰囲気が違うため、慣れることができないということがあるようです。

精神科病院の看護師の離職率を見ると、裏には、精神科だからこそ生じる勤務年数の差があるのです。

精神科病院の看護師が離職してしまう原因は?

精神科病院の看護師の離職率は、勤務年数が長い人が多いわりには、あまり低くありません。

その原因は、上でも述べたように、短期間で辞めてしまう人がいるからです。

では、なぜ精神科の看護師は早々に離職してしまうのでしょうか。

その理由は、先ほども少し触れましたが、精神科病院は一般診療科と比べて、雰囲気が大きく異なるということです。

一般診療科のように検査や処置などに追われてバタバタすることが少なかったり、患者さんはコミュニケーションが取りにくかったりと、それまでの経験通りにいかないことが多いです。

この状況に、物足りなさを感じてしまったり、どうしていいかわからなくなってしまったりと、苦手意識を持ってしまうために、辞めてしまう人が少なからずいます。

精神科病院の看護師の離職率が下がらないのは、こういった精神科の特徴が理由であると言えるでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

精神科病院の看護師の離職率について、理解していただけたでしょうか?

精神科病院は一般診療科とは異なる特性を持っていますが、それに慣れることができれば、長く勤めやすい環境です。

業務負担は少ないため、ワークライフバランスを重視したい人には向いているのではないでしょうか。

精神科病院の看護師の離職率について気になった方は、看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょうか。

実際に転職した人の事例を踏まえながら、離職しやすいのかどうかなど具体的な話を聞くことができますよ。

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