精神科病院におけるチーム医療とは?看護師はどう関わるの?

医療の現場では、さまざまな職種のスタッフがチームとなって仕事をしています。

それは、一般診療科だけではなく、精神科病院においても同様のことが言えます。

では、精神科でのチーム医療には、どのような職種の人が治療に携わっているのでしょうか。

また、看護師はその中でどのように動いているのでしょうか。

精神科病院の看護師とチーム医療について、実際に精神科病院で働いた経験をもとに、お話ししてみたいと思います。

精神科病院でのチーム医療、看護師以外の職業は何?

精神科病院の看護師は、チーム医療を進める中で、さまざまな職業のスタッフと連携をとることになります。

普段関わることが多いのは、医師、精神保健福祉士、作業療法士、看護助手などです。

これらの職種以外にも、必要に応じて心理カウンセラーが関わったり、栄養科や歯科といった部門の職種も関わったり、という場面があります。

ですが、一般診療科の病院に比べて、関わる職種はやや少ないかもしれません。

医師を含めた他の職種と毎日顔を会わせるわけでもないので、チームであるとという感覚も、もしかしたら薄い人もいるのではないかと思います。

しかし、1つの職種で全てをカバーしきれないのは、一般診療科の病院も精神科病院も同じことです。

精神科病院の看護師とチーム医療のことを考えると、他職種との連携を考えなければならないのは、一般診療科と同じなのです。

精神科病院の看護師は、チーム医療にどのように関わるの?

精神科病院の看護師はチーム医療の中で、どのように関わり、役目を果たすのかについて考えてみましょう。

精神科病院で看護師が担うのは主に、「患者の日常生活における援助」になります。

もちろん、診療の補助となる業務も存在するのですが、一般診療科ほど割合は高くないです。

患者さんが1日の中で最も接するのは、看護師になります。

他にも、作業療法士や精神保健福祉士も頻繁に関わりますが、それは1日のうちでも限られた時間です。

また、医師と接するのは1週間に1回の診察が主になりますから、そこまで多くは会えない状況です。

そういう状況を考慮すると、看護師は、他の職種の間の中心的役割を担っていると言っても過言ではないかもしれません。

日々患者さんと接する中で得られた情報を、他の職種に届ける。逆に、他の職種からもたらされた情報をもとに関わりながら、そこでまた得られた情報をフィードバックする、あるいは他の職種に共有する。

精神科病院の看護師はチーム医療において、重要なパイプとなるのです。

精神科病院の看護師がチーム医療に関わる上で、注意すべきことは?

精神科病院の看護師がチーム医療に関わるとき、何か注意すべきことはあるのでしょうか。

精神科病院では、患者さんが退院したらそれで終了というわけではありません。

定期的に通院を行うことはもちろんですが、訪問看護やデイサービス、作業所、グループホーム、場合によっては市区町村の担当者など、幅広い施設の職員と関わることになります。

これらの連携に関しては、精神保健福祉士や社会福祉士が担当することになりますが、看護師もこのことを意識して関わることが重要です。

患者さんが退院したらどのような生活を送るのか、どこまで日常生活のことを自分でできるのかなど、日々考えながら関わることが大切なのです。

精神科病院の看護師は、チーム医療を進める上で、常に患者さんの退院後の生活について考えておく必要があると思っておいて良いでしょう。

まとめ

いかがでしたか?

精神科病院でのチーム医療について、少しイメージができたでしょうか?

精神科病院は特殊に見えるかもしれませんが、患者さんに他職種で関わっていくことに違いはありません。

それぞれの職種の役割を考えながら、情報を共有していくと良いでしょう。

精神科病院の看護師とチーム医療について気になった方は、看護師転職サイトに相談してみると良いでしょう。

実際にどのような職種と関わっているのか、どのような点に注意しているのかなど、具体的な話を聞くことができますよ。

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