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精神科病院の看護師ってどういうところが大変なの?
楽だと思われがちな精神科病院の看護師。
たしかに業務内容としては楽かもしれませんが、大変なことだってもちろんあります。
では、具体的にどのようなところが大変なのでしょうか。
精神科病院で働いた経験から、私やまわりの人がどのようなところに大変さを感じていたのか、お話ししてみようと思います。
精神科病院の看護師、患者との関係が大変!
精神科病院の看護師の大変なところ、まず1つ目は患者との関係を築くのに労力がかかるというところです。
精神科病院に入院している患者さんは、当然ながら精神疾患を抱えた方々になります。
精神疾患のある患者さんは、行動や思考に特徴があり、それをつかむまでは、関係を築くのが難しいこともあるのです。
新入職員にはなかなか心を開かなかったり、自分の主張が強すぎてコミュニケーションが一方通行になったりすることも多く、精神科が初めての人は戸惑うことも珍しくありません。
そこで挫折して、精神科が嫌になる人もいるくらいです。
また、精神科の患者さんは空気を読むのが苦手な人も多くいて、忙しいときに呼び止めて話しかけてきたり、こちらの話を理解できなかったりすることもあるので、ついイライラしてしまうこともあります。
精神科病院の看護師の大変なところは、いかに患者とうまく関わりつつ、自分の感情をコントロールできるかというところにあるのです。
精神科病院の看護師、自分の身を守るのが大変!
精神科病院の看護師の大変なところ2つ目は、患者さんの暴力から自分を守らなければならないことがあるという点です。
精神科の患者さんの中には、うまく感情が抑えられなかったり、症状が悪かったりするときに暴力的になってしまうことがある人もいます。
幻聴が聴こえることでそれを追い払おうとしたり、あるいは「殴れ」などの声が聞こえてそれに従ってしまったり、といったことが暴力の原因であることもあります。
その暴力の矛先がスタッフに向くことがあるので、それに日頃から注意をしなくてはならないのです。
常に背中を患者さんの方に向けないようにしたり、暴力的なことをする可能性のある患者さんには複数のスタッフで関わったりと、気を使わなければならない場面が多くあります。
精神科病院の看護師の大変なところは、暴力に巻き込まれて自分が負傷することを防がなければならないという緊張感を保たなければならないところなのです。
精神科病院の看護師、給料が大変!
精神科病院の看護師の大変なところ、3つ目は給料の面にあります。
精神科病院の給料は、他の病院に比べてそこまでいいわけではありません。
精神科単科の病院自体が収入が多くはないことが多いので、それに伴ってスタッフの給料も高くはないのです。
昇給もないわけではないのですが、大幅に上がるわけではないので、数年勤めたくらいでは大きな変化はありません。
基本給が高くないぶん、夜勤手当がないと正直厳しい額ではあるので、夜勤は外せない状況です。
そんな環境で他の病院の給与の話を聞くと、うらやましく感じてしまうこともしばしばです。
精神科病院の看護師の大変なところは、他の病院と比べると給与が多くもらえず、上がるチャンスも少ないという条件面にもあるのです。
まとめ
いかがでしたか?
精神科病院の看護師の大変なところについて、想像できたでしょうか?
こういった大変なところはありますが、残業がないところなど、いいところもあるのが精神科病院の看護師です。
いいところと大変なところと比べて、自分に合うのかどうかを考えてみるといいでしょう。
精神科病院の看護師の大変さについて気になった方は、看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょうか。
実際は現場でどのようなところに大変さを感じているのか、具体的な話を聞くことができますよ。
執筆者情報
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