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精神科病院の看護師って楽なの?仕事はどこが大変?
精神科病院の看護師は楽だというイメージを持っている人は少なくないのではないかと思います。
そのようなイメージがあるのは、必要な知識やスキルが少なく、仕事内容はそこまでの負担ではないと考えている人が多いせいではないでしょうか。
精神科病院で働いた経験をもとに、本当に楽なのかどうかお話ししてみたいと思います。
精神科病院の看護師は楽って、正しいの?
精神科病院の看護師は楽だと言われることがありますが、それは間違ってはいないと思います。
慢性期病棟に勤めていた私の毎日の仕事内容といえば、朝はバイタルサイン測定、記録、合間を見て患者対応、午後は作業療法の見守りと、忙しいと感じられるものはほとんどありません。
患者さんの状態によってはバタバタすることもありますが、それでも記録含めて、定時あるいは10〜20分オーバー程度で終わります。
しかし、患者対応をする中で、傷つく言葉やイラっとする言葉を言われて気分を害することは多くありますし、暴力的な患者さんに恐怖を感じることもあります。
精神科病院の看護師が楽かと言われると、精神面の負担という意味ではあまり楽ではないとも言えるでしょう。
精神科病院の看護師、どこが楽?
精神科病院の看護師の楽さについて、もう少し具体的にお話ししてみます。
先ほどもお話ししたように、日々の業務の負担は少ないです。
ほぼ定時で終われること、業務が過密で時間に追われる感覚があまりないことは、他の診療科では感じなかったことです。
こういった忙しさを感じにくい点に関しては、非常に楽だなと感じます。
精神科病院の看護師が楽だと感じる点は、他には身体的な負担が少ないことが挙げられるでしょう。
精神科の患者さんは、身体的機能としては自立していることが多いので、介護施設や療養型病棟に比べれば、身体的負担も少なく楽です。
体力のいるオムツ交換や入浴介助、清拭に多くの時間を費やす…ということがないので、身体的な疲労は比較的少なく済みます。
また、他には難しいスキルが必要ないという点でも楽であると言えるでしょう。
精神科で必要なのは主にコミュニケーションスキルなどになってくるので、医療器具・機械を使ったスキルを使う場面はほとんどありません。
疾患の知識などは当然要りますので、学ぶ必要はあります。
しかし、そういった手先を使うような難しいスキルが必要ないことは、学ぶ手間が省けるという点と精神的負担が減るという点で楽であると言えます。
精神科病院の看護師が楽である理由は、主に業務の過密さがないことと、身体的負担の少なさ、難しいスキルを必要としないことにあると言っていいでしょう。
精神科病院の看護師は、ここが大変!
精神科病院の看護師は楽であるということをこれまでお話ししましたが、逆に大変だと思うことについてもお話ししておきましょう。
精神科の患者さんは、落ち着いていればあまりこちらの手を必要とすることはありません。
自分のことを自分でできる人も多いですし、必要な援助をその都度行えばそれで大丈夫です。
しかし、一旦調子が悪くなると、その様子は変わってしまいます。
日常生活における行為ができなくなる人もいますし、暴力的になる人もいます。周囲とトラブルを起こす人もいますし、泣き叫んで暴れる人もいます。
そういった患者さんの対応が増えてくると、かなり大変です。
1人の患者さんにつきっきりになってしまって、他の仕事が進まない。自分が攻撃を受けそうになる。トラブル対処に追われる。そういったことが多くなり、通常業務が滞ることもしばしばあるのです。
精神科病院の看護師は楽ではあるけれども、患者の状態によっては大変なことももちろんあるということを知っておいてほしいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
精神科病院の看護師の楽なところや大変なところについて、想像することができたでしょうか?
大変なことはありますが、私は他の診療科での経験と比較すると、全体的には楽だなと感じます。
それは、おそらく他の人もそう感じているのではないかと思います。
精神科病院の看護師が楽かどうか気になる方は、看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょうか。
実際に働いている人が、どのような点に楽さや大変さを感じているのか、具体的な話を聞くことができますよ。
執筆者情報
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